[オリンパス粉飾決算] 元社長下山敏郎氏逝去!? 判決はどうなるのか?
Sponsored Link
オリンパスの粉飾決算事件で、最初に損失隠しを決めたとされた元社長下山敏郎氏が死去していたことわかりました!89歳で亡くなったそうです。
関係者によると、下山元社長は6月30日午前1時10分、肺炎による呼吸不全のため、入院先の都内の病院で死去したとのことです。
下山氏は1984年から93年までオリンパス社長に着任していました。
その後2001年まで会長を務め、最高顧問に退きました。
この粉飾決算の事件、時効のため刑事責任は問われなかったようですが、同社の旧経営陣が金融商品取引法違反罪に問われた裁判の判決で、東京地裁は3日、損失隠しを最初に指示したのは当時社長の下山氏らだったと認定しました!
粉飾決算発覚後の昨年1月、オリンパスから損害賠償請求訴訟を起こされ揉めていた様子です。
今更ですが・・・・オリンパスの粉飾決算事件とは??という方へ
オリンパスによる損失隠し問題は2000年ごろ、1000億円を超える含み損を抱えた不良資産を分割し、海外の四つの投資ファンドに移していたという事件です。
オリンパスは、平成13年(2001年)3月期決算から導入された時価会計制度を契機に、500億円規模の損失を隠蔽するため、「飛ばし」という違法行為を実行します。
ですが、損失はなんと1000億円に倍増してしまい、
買収資金を還流させて穴埋めするという新たな違法行為に手を出しました。
こういった違法行為がオリンパスを堕落させたようですね。
そもそも「飛ばし」とは??
粉飾決算の一種で、損失の出ている有価証券を、買い戻し条件付きで時価とかけ離れた値段で第三者に転売すること。
保有している株式や債券が値下がりして、含み損がバランスシートに記載されることを嫌がる企業が、
証券会社に間に入ってもらい、決算期の異なる企業を相手に、後日の金利付き引き取りを条件に、時価より高い値段で売却することを指します。
(決算期のズレを利用し、BS上から含み損がある金融商品の存在を一時的に無くしたようですね)
1980年代までは証券会社の損失補填の手段として利用されていましたが、その後の証券不祥事で問題化し、現在は証券取引法で禁じられています。
大きなニュースにもなったこの事件、被告が亡くなってしまった今判決はどうすすむのでしょうか?
Sponsored Link
2013-07-04 13:15
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
今流行りのトレンド、芸能のなかから私が無作為に紹介していくブログです!タイピング 文章のまとめる能力を付けるため趣味としてやっていきます。
コメント 0
コメントの受付は締め切りました